お金を稼ぎづらい立場の介護・福祉職にお勧めするパラレルキャリア

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自分の生き方を見返した時、あるいは現状を人に相談した時に幾度か『パラレルキャリア』という言葉が出てきました。

そこから気になってパラレルキャリアについて調べるうちに、「これはお金を稼いでいるとは言いづらい立場にある介護・福祉職にとって、社会に役立ちながら『豊かに生きる環境』を整えるために必要な学びだ!」と考えるようになりました。


そこで今回は動画を参考にしつつ、パラレルキャリアについてお話ししていきます。


全てを読み終わった後に

「お金をもらわなくても、自分が好きな活動を広げていくことに意味があるんだ」

「お金を稼ぐのは少し抵抗があったけど、働いてお金を稼ぐからこそ『福祉』なんだ」

そんな風に思ってもらえるようポイントをまとめてお話ししていきますので、最後までぜひ読んでいってください。

パラレルキャリアとは?本業とは別の活動をするメリット・デメリット

パラレルキャリアとは?

パラレルキャリアとは「本業を持ちながら、第二のキャリアを築くこと」を言います。

「え、それって副業と何が違うの?」

と思われたかも知れませんが、副業と違うのは「収入」を目的とせず

スキルアップ
夢の実現
社会貢献活動

などのために活動をするところです。

その為、収入がなくともスキルアップや社会貢献などの『自分の目的』を達成していればパラレルキャリアと言えます。

パラレルキャリアのメリット・デメリット

パラレルキャリアのメリットには

好きなことを仕事にするチャンスが生まれる
人脈が広がる
視野が広がる
時間管理が上手になる



が挙げられ、デメリットでは

本業がおろそかになる
健康に影響が出る
・自由な時間が減る
理解が得られにくい



が挙げられます。


こうして並べてみると、パラレルキャリアとして得られる幸福度と取り組むために費やされる時間や労力とのバランスが取れているかが選択のポイントになりますね。


お金が稼ぎづらい立場の介護・福祉職にパラレルキャリアをお勧めする理由

では、パラレルキャリアと介護・福祉職との相性を見ていきましょう。


パラレルキャリアが「自己成長」、介護・福祉が「社会貢献」であることから考えると

自己実現や社会貢献に特化したい人には向いている

社会貢献と収入のバランスを取りたい人には向いていない

と言えます。


パラレルキャリアでも収入を生み出す可能性は大いにありますが、副業のような即金性を期待するものではありません

そして介護・福祉職の給料を鑑みれば、第二のキャリアを目指す理由は「収入」となるでしょうから、そうした人には副業の方が性に合うでしょう。



とは言え、社会貢献(あるいは人への貢献)の気持ちが大なり小なりあるからこそ介護・福祉職を選んだはず。

それならば社会貢献を深めながら収入源を育てるパラレルキャリアは『職の本分』としての相性は良いと考えられます。



介護・福祉職を選ぶ方の中には、もしかしたらお金を稼ぐことに抵抗があるかもしれません。

経済活動の現実を見て心身ともに疲れ果ててしまったから、社会への貢献性の高い介護・福祉の道を選ばれた方も少なからずいるでしょう。


しかし介護・福祉において「お金」、すなわち財源について考えないというのは、自分も含めた国民全員を貧しくする道のりであり、その先に人の幸せや豊かさを意味する『福祉』はないのです。


自身の給料を介護保険制度の介護報酬に頼り、介護保険制度の財源となる公費及び保険料の徴収額を増額させてしまっては、やがて介護保険制度を利用する「未来の自分」を苦しめる結末となってしまいます。


生活していくためのお金抜きに社会貢献は成立しない、という話です。



それだけに、介護・福祉分野以外の活動を広げること。
活動の先で「傍(はた)」を「楽(らく)」にし、その対価として金銭に限らず『報酬』をいただくこと。


自分の好きなことに取り組む中で「ありがとう」と笑顔で感謝されながら自分の生活を潤わせていけば、介護報酬に依存しない生き方を選べるようになり、介護保険料や公費の増額を防いで誰もが「ゆたかで、しあわせ」な状態、すなわち

福祉の実現

に一歩近づけるようになるのです。


これが、お金が稼ぎづらい立場の介護・福祉職にパラレルキャリアをお勧めする理由となります。


まとめ 〜パラレルキャリアで今を、これからを豊かに〜

今回は「お金が稼ぎづらい立場の介護・福祉職にお勧めするパラレルキャリア」についてお話ししてきました。


僕の2023年の生き方は「収入は少ないけれど人の役に立っている」という点で、パラレルキャリアそのものでした。

ブログを育てながら占い、レイキヒーラー、介護講師、キャンドルアーティスト、ボランティア、講演会スタッフなどを経験して「自分の好きなことを仕事にしながら、人脈や視野を広げる」ようにしてきました。




その結果、Amazonのほしいものリストから贈り物が届けられたり、自分が手がけるサービスを利用してもらえたり、ボランティアや講演会スタッフなどの活動をさせてもらったりと、学びの機会がたくさんあって成長するチャンスもたくさん得られました



これは人生後半のライフスタイル設計案として「内輪のコミュニティ」の中に入る営みであり、パラレルキャリアの活動を通じて、今も、これからも充実した時間を過ごせるように心掛けています



私たちにとって収入は生活していく為に欠かせない大事なものですが、収入の為だけに生きている訳ではありません

ワークライフバランスが問われるようになって随分経ちましたが、人生に係る仕事の比重が収入に偏るほど「お金」という単一の価値でしか物事を図れなくなってしまいます


ワーク・ライフ・バランスとは、ひとりひとりの人が自分の時間を、仕事とそれ以外で、どのような割合で分けているか、どのようなバランスにしているか、ということ。

ワーク・ライフ・バランス ーWikipediaー

 

私たちは何のために生きているのか。これからの時代をどう生きるか。

パラレルキャリアは「生き方は自分でいくつも選ぶことができ、その中で豊かに暮らしていける」という事実を教えてくれる良い機会となる。そう感じました。


パラレルキャリアについてもっと知りたい方は

パラレルキャリアについてもっと詳しく知りたい方は、江端浩人さんの著書「スタンフォード式 世界一やさしいパラレルキャリアの育て方」が学びになります。


肩書をスラッシュ(/)で併記して活躍する「SLASHERとして「やりたいことで食べていく」実践方法が記されています。

僕の場合は

介護福祉士/キャンドルアーティスト/ブロガー/占い師/レイキヒーラー/介護講師

といった感じになります。



2019年5月にはトヨタが「終身雇用難しい」と言う状況に陥り、同じ企業、施設で定年まで働き続けるのは危うい時代となっています。



ここから約5年。
コロナ禍を経た2024年には、この言葉がより現実味を帯びているのを肌で感じていることでしょう。


だからこそ「1社で働くことの恐ろしさ」に気づいて今日から動き出すことをお勧めします。

そしてお金を稼いでいるとは言いづらい立場にある介護・福祉職の皆さんには、人生後半のライフスタイルが豊かになるよう、まずはパラレルキャリアの生き方を学んでほしいと願うのです。



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