介護現場

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「推し」のいない介護現場は崩壊する

公益財団法人介護労働安定センターの「令和元年度 介護労働実態調査の結果」によれば、介護労働者の20.5%が男性であり、10年前の平成21年と比べると2%増でした。 (参照:平成21年度 介護労働実態調査結果について)(参照:令和元年度「介護...
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神経質すぎる利用者さんとの思い出 ⑤過ごす時間の価値

前回に引き続き、神経質すぎる利用者さんとの思い出を話していきます。「細かさ」によって苦しめられるというのなら、その「細かさ」が生まれる前に原因を解消する。それはその方以上の「細かさ」を抱え込むことになったわけで…。今回はその続きとなります。...
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神経質すぎる利用者さんとの思い出 ②責任感の暴力

前回に引き続き、神経質すぎる利用者さんとの思い出をお話していきます。神経質なあまり自分の思う通りでなければ外にも出歩けなくなる方との「マイナスからのスタート」。その中で僕がどう立ち回っていったかの続きとなります。 「細かさ」が生む重荷 その...
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神経質すぎる利用者さんとの思い出 ①言葉の正確さ

どんな利用者さんにも「これぞ」という思い出がありますが、その中でも「この人ほど神経質な方はもうお目に掛かれないだろう」という方がいらっしゃいました。今回から数回に分けて「神経質すぎる利用者さんとの思い出」をお話していきます。 マイナスからの...
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かけがえのない利用者さんとの思い出 ④信頼

前回に引き続き「かけがえのない利用者さんとの思い出」をお話していきます。「危険だから」と一方的にリスクを取り上げて成長する余白をうばってはいないか。リスクを取らせるからこそ人は成長できる。そのエピソードの続きとなります。なお「障害」の表記に...
介護

施設の雰囲気が暗いのはパソコンがないせいだった?!

介護の仕事を長年やっていると「パソコンが使えない」という声をどの年代からも聞きます。パソコンが使えなくても介護現場は回せますから、それほどパソコンを重要視していない介護施設もまだまだ見られます。また一台当たりの費用が高額だったり、「今からパ...
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コロナ禍で問われる「介護士として働く意味」

新型コロナウイルスの新規感染者数が1日に1000人を超え、第二波が目に見える形で姿を現してきたかのような今日この頃。これに対し様々な意見が飛び交っていますし、最終的には自分の身は自分で守ることが第一だと考えられます。そのなかで今回は僕が思う...
メモの魔力

介護士と自己分析 ~みんなで幸せになるために~

折に触れて「介護士は自分と向き合うことを求められる」とお話してきました。それは社会貢献や生活の糧を得ると言った視点から「介護でなければならない理由」について自分なりの答えを持つべきだという主旨でしたが、今回はここを深堀していきたいと思います...
介護

介護組織における「記録」と「記憶」のちがい 

10を超える介護施設を見てきた中で、組織の運営方法には「記録」と「記憶」の二種類があるのだと感じました。それぞれにメリットとデメリットがあり、この二つのちがいは現場で働く職員一人ひとりだけでなく、組織を運営する側にも知ってもらいたい内容です...